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所得税

平成30年分確定申告(第1回)

2019年1月10日

今回のブログでは、少し気が早い
ですが白色申告の個人事業主の
方の平成30年分の確定申告につ
いて、何回かに分けてその手順等
をご説明していきたいと思います。

 

(第1回)
1.個人事業主の確定申告に必要な
書類を集めて集計する

 

(第2回)
2.白色申告の個人事業主の会計処理
3.個人事業主の所得控除関係書類の収集
4.その他の所得控除書類の収集

 

(第3回)
5.確定申告書を作成する
6.確定申告書の提出
7.税金の納税
8.確定申告時の注意点

 

1.個人事業主の確定申告に必要な
書類を集めて集計する

 

①まずは、売上高の集計から始めましょう。

 

(売上高の確認方法)

 

1.請求書から集計する方法:各お客様
への請求書から売上高を集計します。

 

2.振込明細書から集計する方法:お客様
発行の振込明細書で、お客様から当社
への支払金額が記載された明細書から
売上高を集計します。

 

3.通帳等から集計する方法:銀行の
通帳をチェックして売上高を集計します。

 

4.原則:販売した年の売上高として
申告する。(売上代金の入金日ではない)

 

5.例外:売上代金を受け取った月の
売上高として申告する。

 

※税務署に「現金主義による所得
計算の特例届出書」を提出しなけれ
ば認められない。

 

※「現金主義による所得計算の特例」
が認められる要件は、その年の前々
年分の事業所得の金額が300万円
以下でなければいけない。

 

(売上高に関する税務調査)
税務調査の際、年末の売上高
(売掛金)計上に漏れが無いかは
必ずチェックされます。

 

②売上高の集計ができたら、今度
は仕入高の集計です。

 

(仕入高の確認方法)

 

1.請求書から集計する方法:仕入先に
支払う請求書から仕入高を集計します。

 

2.振込明細書から集計する方法:
当社発行の振込明細書で、当社から
仕入先への支払金額が記載された
明細書から仕入高を集計します。

 

3.通帳等から集計する方法:銀行の
通帳をチェックして仕入高を集計します。

 

4.在庫計上(在庫表の作成)

※商品等を扱っていて在庫が
ある場合には、年末の在庫金額
を集計してその年の仕入金額か
ら差引きます。

また、年初の繰越在庫がある
場合には、その金額を仕入金額
に加算します。

 

5.原則:商品等を仕入れた年の
仕入高として申告する。(代金の
支払日ではない)

 

(仕入高や在庫に関する税務調査)
税務調査の際、年末の在庫金額
が正しく計上されているか必ず
チェックされます。

 

③最後にその他の必要経費の
集計を行います。

 

(経費の確認方法)

 

1.基本的に、仕事に関係するもの
しか必要経費に計上できません。

 

2.自宅家賃や自宅電気代、固定
電話料金、携帯電話料金、
インターネット代、自動車税、等は
仕事で使用している割合を必要
経費に計上できます。

 

3.必要経費に計上できる支出は、
例えば以下のようなものがあります。

 

(領収書から把握できる経費)

 

旅費交通費:
電車代、タクシー代、新幹線代、
航空券、ガソリン代、駐車料金、等

 

接待交際費(会議費):
取引先との打ち合わせ、同業者間
での情報交換、異業種交流会、
取引先の慶弔見舞金、等

 

販売促進費:
不特定多数の方に配るもの
(カレンダー、タオル、
ボールペン、ポスター、等)

 

(通帳から把握できる経費)

 

地代家賃:
事務所家賃、店舗家賃、駐車場、等

 

水道光熱費:
事務所水道光熱費、
店舗水道光熱費、等

 

租税公課:
消費税、収入印紙、自動車税、等

 

通信費:
固定電話料金、携帯電話料金、
宅配便、切手代、等

 

(クレジットカード明細から把握できる経費)

 

インターネット代、飲食代、
事務用消耗品、等

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